*レース編みの上には水晶のペンデュラム。
引き出しの中を整理していたら、
もう20年くらい前に編んだレース編みのコースターが出てきました。
まだ糸の始末も終わってないですね。
20年以上前、結婚と同時に大阪へ来ました。
右も左もわからない、知っている人は家族だけ。
さみしくてさみしくて、
そして時間だけはたくさんありました。
まだ子どもも生まれてなかったし仕事もしていなかったし。
その時に、いろんな手仕事をやろうとしました。
消しゴムはんこ用に彫刻刀を買い、
クロスステッチのキットも買いました。
図書館から手当たり次第手芸の本を借りてきて
その当時はやっていたミサンガも作りました。
ビーズアクセサリーのワークショップにも参加したし、
マフラーも編んでみた。
そしてレース編みも。
写真のレース編みのコースター、
レシピ通りに編んだのに
なぜか縁が立ち上がってしまって、
コースターというよりは小皿のようになってしまいました。
その当時のわたしは、
「わたしには、きちんとしたコースターも編めない・・・」と
糸の始末もせず、引き出しに仕舞い込んだんですね、きっと。
なにひとつ自分にぴったりくる手仕事を見つけられないまま
子育ての忙しい時間と共に
自分の好き!を見つけることも忘れていました。
今だったら、めっちゃかわいい!
レース編みの小皿なんてみたことない!
と思ったでしょう。
レース編み、もっとやってみたい!
と思ったかもしれません。
きちんとした形にならないといけない、
と思い込んでしまっていた20年前。
自分が、いい!OK!・・・と思えばそれでOK 。
何かに当てあてはめようとしなくてもいい、
OK!を決めるのは自分、
と、今ならわかるのに・・・。
こんなふうに考えられるのも
マクラメに出会ったせいかもしれません。
マクラメ・・・こうあるべき、ということがほとんどありません。
わたしが、めっちゃ好き!しっくりくる!
と思うものをただただ作るだけ。
そして、わたしがしっくりこない、違和感があるものは、
また糸に戻すだけ。
マクラメに出会って、考え方はとてもシンプルになりました。
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2020-12-22
atelier L*azu は、sitoa sitoa(シトアシトア) へ屋号を変更いたしました。
sitoa はフィンランド語で「わたしは結ぶ」「結ぶこと」の意。
これからも「糸の結び」を丁寧に制作してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
▽ しばらくはSNS上に両方の屋号が混在します。
▽ 順次変更して参ります。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。
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